君いかにせまし聞こ 若紫14章03
原文 読み 意味
君 いかにせまし 聞こえありて好きがましきやうなるべきこと 人のほどだにものを思ひ知り 女の心交はしけること ...
参りたれば召し寄せ 若紫14章02
原文 読み 意味
参りたれば 召し寄せてありさま問ひたまふ しかしかなど聞こゆれば 口惜しう思して かの宮に渡りなば わざと迎 ...
君は大殿におはしけ 若紫14章01
原文 読み 意味
君は大殿におはしけるに 例の 女君とみにも対面したまはず ものむつかしくおぼえたまひて あづまをすががきて ...
宮より明日にはかに 若紫13章14
原文 読み 意味
宮より 明日にはかに御迎へにとのたまはせたりつれば 心あわたたしくてなむ 年ごろの蓬生を離れなむも さすがに ...
御文はたびたびたて 若紫13章13
原文 読み 意味
御文はたびたびたてまつれたまふ 暮るれば 例の大夫をぞたてまつれたまふ 障はる事どものありて え参り来ぬを ...