今しもおどろき顔に 末摘花05章05
原文 読み 意味
今しもおどろき顔に いとかたはらいたきわざかな しかしかこそ おはしましたなれ 常に かう恨みきこえたまふを ...
人目しなき所なれば 末摘花05章04
原文 読み 意味
人目しなき所なれば 心やすく入りたまふ 命婦を呼ばせたまふ
06052/難易度:☆☆☆
月やうやう出でて荒 末摘花05章03
原文 読み 意味
月やうやう出でて 荒れたる籬のほどうとましくうち眺めたまふに 琴そそのかされて ほのかにかき鳴らしたまふほど ...
いとよき折かなと思 末摘花05章02
原文 読み 意味
いとよき折かな と思ひて 御消息や聞こえつらむ 例のいと忍びておはしたり
06050/難易度:☆ ...
八月二十余日宵過ぐ 末摘花05章01
原文 読み 意味
八月二十余日 宵過ぐるまで待たるる月の心もとなきに 星の光ばかりさやけく 松の梢吹く風の音心細くて いにしへ ...