かく忌ま忌ましき身 桐壺06章16
原文 読み 意味
かく忌ま忌ましき身の添ひたてまつらむも いと人聞き憂かるべし また見たてまつらでしばしもあらむは いとうしろ ...
若き人びと悲しきこ 桐壺06章15
原文 読み 意味
若き人びと 悲しきことはさらにも言はず 内裏わたりを朝夕にならひていとさうざうしく 主上の御ありさまなど思ひ ...
をかしき御贈り物な 桐壺06章14
原文 読み 意味
をかしき御贈り物などあるべき折にもあらねば ただかの御形見にとて かかる用もやと残したまへりける御装束一領 ...
いとどしく虫の音 桐壺06章13
原文 読み 意味
いとどしく虫の音しげき浅茅生に露置き添ふる雲の上人
かごとも聞こえつべくなむ と言はせたまふ
鈴虫の声の限りを 桐壺06章12
原文 読み 意味
鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜あかずふる涙かな
えも乗りやらず
01076/難易度: ...