手を折りてあひ見し 帚木07章04
原文 読み 意味
手を折りてあひ見しことを数ふればこれひとつやは君が憂きふし
えうらみじなど言ひはべれば さすがにう ...
そのかみ思ひはべり 帚木07章03
原文 読み 意味
そのかみ思ひはべりしやう かうあながちに従ひ怖ぢたる人なめり いかで懲るばかりのわざして おどして この方も ...
この女のあるやうも 帚木07章02
原文 読み 意味
この女のあるやう もとより 思ひいたらざりけることにも いかでこの人のためにはと なき手を出だし 後れたる筋 ...
はやうまだいと下臈 帚木07章01
原文 読み 意味
はやう まだいと下臈にはべりし時 あはれと思ふ人はべりき 聞こえさせつるやうに 容貌などいとまほにもはべらざ ...
法の師の世のことわ 帚木06章11
原文 読み 意味
法の師の世のことわり説き聞かせむ所の心地するもかつはをかしけれど かかるついではおのおの睦言もえ忍びとどめず ...