御使帰りにけれど小 夕顔15章03
原文 読み 意味
御使 帰りにけれど 小君して 小袿の御返りばかりは聞こえさせたり
蝉の羽もたちかへてける夏衣かへす ...
また内々にもわざと 夕顔15章02
原文 読み 意味
また 内々にもわざとしたまひて こまやかにをかしきさまなる櫛 扇多くして 幣などわざとがましくて かの小袿も ...
伊予介神無月の朔日 夕顔15章01
原文 読み 意味
伊予介 神無月の朔日ごろに下る 女房の下らむにとて 手向け心ことにせさせたまふ
04178/難易 ...
君は夢をだに見ばや 夕顔14章11
原文 読み 意味
君は 夢をだに見ばや と 思しわたるに この法事したまひて またの夜 ほのかに かのありし院ながら 添ひたり ...
右近はたかしかまし 夕顔14章10
原文 読み 意味
右近 はた かしかましく言ひ騒がむを思ひて 君も今さらに漏らさじと忍びたまへば 若君の上をだにえ聞かず あさ ...