君はとけても寝られ 帚木13章01
原文 読み 意味
君はとけても寝られたまはず いたづら臥しと思さるるに御目覚めて この北の障子のあなたに人のけはひするを こな ...
あはれのことやこの 帚木12章05
原文 読み 意味
あはれのことや この姉君や まうとの後の親 さなむはべる と申すに 似げなき親をも まうけたりけるかな 主上 ...
からうして今日は日 帚木12章01
原文 読み 意味
からうして今日は日のけしきも直れり かくのみ籠もりさぶらひたまふも 大殿の御心いとほしければ まかでたまへり ...
よろづのことになど 帚木11章03
原文 読み 意味
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よしばみ情け立たざらむ ...
すべて男も女も悪ろ 帚木11章01
原文 読み 意味
すべて男も女も悪ろ者は わづかに知れる方のことを残りなく見せ尽くさむと思へるこそ いとほしけれ 三史五経 道 ...