いとあはれなるおの 夕顔05章02
原文 読み 意味
いとあはれなるおのがじしの営みに起き出でて そそめき騒ぐもほどなきを 女いと恥づかしく思ひたり
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八月十五夜隈なき月 夕顔05章01
原文 読み 意味
八月十五夜 隈なき月影 隙多かる板屋 残りなく漏り来て 見慣らひたまはぬ住まひのさまも珍しきに 暁近くなりに ...
いざいと心安き所に 夕顔04章14
原文 読み 意味
いざ いと心安き所にて のどかに聞こえむ など 語らひたまへば なほ あやしう かくのたまへど 世づかぬ御も ...
君もかくうらなくた 夕顔04章13
原文 読み 意味
君も かくうらなくたゆめてはひ隠れなば いづこをはかりとか 我も尋ねむ かりそめの隠れ処と はた見ゆめれば ...
いとことさらめきて 夕顔04章12
原文 読み 意味
いとことさらめきて 御装束をもやつれたる狩の御衣をたてまつり さまを変へ 顔をもほの見せたまはず 夜深きほど ...