みやすんどころ みやすどころ 御息所 01-024
皇子や皇女を生んだ女性に対する敬意の語。桐壺更衣に対する語り手の呼称が変わった。
その年の夏 御息所はかなき心地にわづらひて まかでなむとしたまふを 暇さらに許させたまはず
その年の夏、御息所は死を予感するほどに病んで里に下がろうとなさるが、帝はいっこうに暇を与えようとなさらない。
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皇子や皇女を生んだ女性に対する敬意の語。桐壺更衣に対する語り手の呼称が変わった。
その年の夏 御息所はかなき心地にわづらひて まかでなむとしたまふを 暇さらに許させたまはず
その年の夏、御息所は死を予感するほどに病んで里に下がろうとなさるが、帝はいっこうに暇を与えようとなさらない。