めづらかなる めずらかなる 珍らかなる めづらかなり めずらかなり 珍らかなり 01-008
帝の帝王学の心得である倭相で見ても珍しい相。将来を見通せない不安がある。「父帝の眼力」参照。
いつしかと心もとながらせたまひて 急ぎ参らせて御覧ずるに めづらかなる稚児の御容貌なり
今か今かと帝は心もとないご様子で、里より急ぎ参らせご覧になったところ、御子は見たこともないめずらしい人相のお顔立ちだったのです。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
帝の帝王学の心得である倭相で見ても珍しい相。将来を見通せない不安がある。「父帝の眼力」参照。
いつしかと心もとながらせたまひて 急ぎ参らせて御覧ずるに めづらかなる稚児の御容貌なり
今か今かと帝は心もとないご様子で、里より急ぎ参らせご覧になったところ、御子は見たこともないめずらしい人相のお顔立ちだったのです。