うち・打

すっかり頼む。「うち」はすっかり。少しではない。

おほかたの世につけて見るには咎なきも　わがものとうち頼

それにふさわしい（/02-038の注参照）。

うち合ひてすぐれたらむもことわり　これこそはさるべきことと

源氏物語での用法は「装束どものうちあはず　＠」〈真木柱〉、「親などもものし給はぬ人なれば……打ち合はぬ様に見え奉る事も　＠」 ...

のんびりしている。

容貌をかしくうちおほどき若やかにて　紛るることなきほど　はかなきすさびをも　人まねに

安心しきって、何でも書いてある手紙。

そのうちとけてかたはらいたしと思されむこそゆかしけれ　おしなべたる