うちたのまむ うち頼まむ 02-114
安心してすっかり身をまかす。本妻として頼りにすること。
今にその恩は忘れはべらねど なつかしき妻子とうち
うちはらふ うち払ふ うちはらう うち払う 02-110
夜がれでつもった塵を床から払いのける。
うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげ
うちたのめる うち頼める たのむ 頼む 02-108
「うち」はすっかりの意味と、とっさにすこしばかりの意味がある。後に「頼めわたる」とあるので、すっかりではない。「頼む」はマ行 ...
うちたのむ うち頼む 02-103
伴侶として頼むこと。「うち」はすっかり。
この人亡せて後 いかがはせむ あはれながらも過ぎぬるはかひなく
うちとけたる 打ち解けたる うちとく 打ち解く 02-103
「まめまめしき筋を立てて耳はさみがちに美さうなき家刀自の、ひとへにうちとけたる後見ばかりをして/02-058」とあった。男女 ...