おもうたまへあはする 思うたまへあはする おもうたまえあわする 思うたまえあわする おもひたまへあはする 思ひたまへあはする おもいたまえあわする 思いたまえあわする 02-107
考え合わせる。
この二つのことを思うたまへあはするに 若き時の心にだに なほさやうにもて出でたることは
いとあはれとおもひいでたり いとあはれと思ひ出でたり いとあわれとおもいいでたり いとあわれと思い出でたり 02-101
嫉妬心を当時うるさく思ったことと、亡くなった今、女を愛情深く思い返すこととは矛盾しない。
ひとへにうち頼
たはぶれにくくなむおぼえはべりし 戯れにくくなむおぼえはべりし たはぶれにくくなむおぼえはべりし たはぶる たわぶる 戯る 02-100
冗談を言いにくしとの注釈があるが、冗談を言ったという話はここにない。ここは、本気で別れるつもりは毛頭無いのに、嫉妬心を治して ...
おもひならば 思ひならば おもいならば 思いならば 02-100
思うようになるならば。
さりとも 絶えて思ひ放つやうはあらじと思うたまへて とかく言ひはべりしを 背きも
おもひはなつ 思ひ放つ おもいはなつ 思い放つ 02-100
相手への思いを断ち切る。
さりとも 絶えて思ひ放つやうはあらじと思うたまへて とかく言ひはべりしを 背き