こころぼそげなり 心細げなり 心細気なり 01-006
後見がいないことからくる将来不安
父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち
こころばへ こころばえ 心ばへ 心ばえ 01-005
心映えのことで、気持ちが相手に向かう様で、思いやりや愛情を言う。
上達部上人などもあいなく目を側めつつ
ものこころぼそげに 物心細げに もの心細げに ものこころぼそげなり 物心細げなり もの心細げなり 01-004
「もの」は「なんとなく」の意を添える接頭語的役割と注されることが一般的だが、「もの」は「人」と対立し、動かしがたさ、でんと居 ...
ひとのこころ 人の心 01-004
周囲の人の気持ち。「人」は人間一般をさすのではなく、あれやこれやと特定できる人々を指す。ここでは、女御や更衣やそのお付きの女 ...