ひとのこころをまげたることはあらじ 人の心を曲げたることはあらじ 01-073
夫人たちの心をねじけさせはしなかった。具体的には、女御ひとりひとりを公平に愛してきたからは、誰からも恨まれる筋合いはない、と ...
わりなきこころのやみ わりなき心の闇 01-071
「わりなし」は理屈ではわりきれない気持ちの形容。娘が亡くなったのは、決して帝の寵愛のせいではないことはわかっているが、残され ...
みこころざし 御心ざし 御志 01-070
帝の寵愛。
はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは なかなかなるべきことと思ひたまへながら ただかの遺言
おもふこころ おもうこころ 思ふこころ 思うこころ 思ふ心 思う心 01-069
娘を宮仕えに出し、帝の寵愛をえて家を復興し、あたうべくば次期帝の外祖父になるという夢。父の野望。
生まれ
くれまどふこころのやみ くれまどうこころのやみ 暮れまどふ心の闇 暮れまどう心の闇 暮れ惑ふ心の闇 暮れ惑う心の闇 01-067
「人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな」(後撰集 雑一 藤原兼輔)による。
暮れまどふ心