かくありがたきひとにたいめんしたるよろこびかへりてはかなしかるべきこころばへ かくありがたき人に対面したるよろこびかへりては悲しかるべき心ばへ 01-123
漢詩の内容。このように立派な人相の人物と対面できた慶び、国に戻るに際してそれが悲しみへと変わる気持ち。
みこころおちぬ 御心落ちぬ 01-108
自分の第一皇子が皇太子になることで心が落ち着く。
明くる年の春 坊定まりたまふにも いと引き越さまほしう
こころをさめざりけるほどとごらんじゆ 心をさめざりけるほどと御覧じ許すべし 心納めざりけるほどと御覧じ許すべし 心納めざりける程と御覧じ許すべし 01-086
帝が処罰なさらなかった理由を語り手が推測している。
荒き風 ふせぎし蔭の枯れしより 小萩がうへぞ静心なき
こはぎがうへぞしづこころなき 小萩がうへぞ静心なき 小萩がうえぞ静心なき こはぎがうへぞしづこころなし 小萩がうへぞ静心なし 小萩がうえぞ静心なし 01-086
小萩の身の上が心配だと解釈されているが、それでは、なぜ「などやうに乱りがはしき」なのか、また、「いとかうしも見えじと思し静む ...
こころにくき こころにくし 心憎き 心憎し 心憎い 心にくき 心にくい 01-082
教養や洗練さが気になる、気にかかる、賞賛にあたる。
御前の壺前栽のいとおもしろき盛りなるを御覧ずるやうに