よしばみ よしばむ 02-118
よくみせる。
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よし
けしきばめるせうそこ 気色ばめる消息 けしきばめるしょうそく 02-099
つい内心の嫉妬心がすけて見える手紙。
艶なる歌も詠まず 気色ばめる消息もせで いとひたや籠もりに情けなか
けしきばめるあたり 気色ばめるあたり けしきばむ 気色ばむ 02-098
指を喰う女の家。ほかの浮気相手や次のエピソードである木枯の女を想定すると解釈されているが、そもそも指を喰う女のエピソードは、 ...
けしきばめらむ 気色ばめらむ けしきばむ 気色ばむ 02-090
本心や本性を外に表すこと。指を喰う女の場合、「もの怨じ」が本心、男になびく性格が本性を覆っている。そのために至らざるところが ...
けしきばめる 気色ばめる けしきばむ 気色ばむ 02-089
気取ってと解釈されているが、思うにまかせての意味。木の道や絵所の例では、「心にまかせて作り出だす/02-086」や「心にまか ...