ふるごと 古言 02-117
古歌の言葉。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折
まつはれ まつはる 纏はる まつわれ まつわる 纏わる 02-117
からみつかれ。「れ」は受け身。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込み
うたよむとおもへるひと 歌詠むと思へる人 うたよむとおもえるひと 歌詠むと思える人 02-117
自ら歌詠みだと任ずる女。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ
ことさらび 殊更び ことさらぶ 殊更ぶ 02-116
わざとらしい。不自然さが目立つ。
心地にはさしも思はざらめど おのづからこはごはしき声に読みなされなどし
なされ なす る 02-116
動詞の連用形につく「なす」は、「無理に…させる」の意味。サ行四段「なす」の未然形「なさ」+自発「る」の連用形「れ」。「(など ...