とて と て 02-104
上人が今宵の月の美しさから、こんな夜に夫の来ない女性は気の毒だなと漠然と言ったことと、二人で牛車から降り立つまでには時間的経 ...
こころぐるしき 心苦しき こころぐるし 心苦し 02-104
孤閨を守る女への同情心。気の毒に。
神無月のころほひ 月おもしろかりし夜 内裏よりまかではべるに ある上
あやしく あやし 02-104
連用修飾語として心苦しさの程度を強調するとも、中止法として男が通って来ない女の立場を指すとも解釈できる。前者であれば、不思議 ...
こよひ 今宵 こよい 02-104
今夜のような月の美しい夜に。
神無月のころほひ 月おもしろかりし夜 内裏よりまかではべるに ある上人来あ
このひと この人 02-120
上人。
神無月のころほひ 月おもしろかりし夜 内裏よりまかではべるに ある上人来あひてこの車にあひ乗りて