あやまちして 過ちして あやまつ 過つ 02-107
女が他の男と浮気して。上人と浮気をした木枯の女の例を踏まえる。
過ちして 見む人のかたくななる名をも立て
こころおかせ 心おかせ こころおく 心おく 心置かせ 心置く 02-107
距離をおく、用心する。
なにがしがいやしき諌めにて 好きたわめらむ女に心おかせたまへ
わたし
たわめ 撓め たわむ 撓む 02-107
寄るとすぐ崩れかかるようななよなよした感じ。「玉笹」のイメージ。
なにがしがいやしき諌めにて 好きたわめ
ひろはばきえなむとみるたまざさのうへのあられ 拾はば消えなむと見る玉笹の上の霰 ひろわばきえなむとみるたまざさのうえのあられ 拾わば消えなむと見る玉笹の上の霰 02-107
拾い取ろうとすると消えてしまうように見える笹の上の霰。対句の関係から「艶」を象徴すると考えられる。元は漢詩のようだが不明。艶 ...
さのみ 然のみ 02-107
「さやうにもて出でたることはいとあやしく頼もしげなく/02-107」を受ける。
今より後は ましてさのみ