とうぐうのおほぢおとど 春宮の祖父大臣 とうぐうのおおじおとど 01-124
春宮の母が弘徽殿の女御で、その父の右大臣。
朝廷よりも多くの物賜はす おのづから事広ごりて 漏らさせたま
おんうしろみだちてつかうまつるうだいべん 御後見だちて仕うまつる右大弁 01-120
物語には書かれて来なかったが、現在、右大弁が祖母を亡くした光の君の実質的な後見役をしている。光の君が元服するにあたっても、帝 ...
こうろくわん 鴻臚館 こうろかん 01-119
七条朱雀通りにあった外国使節を接待する官邸。
そのころ 高麗人の参れる中に かしこき相人ありけるを聞こし
うだのみかどのおほむいまし 宇多の帝の御誡め 01-119
宇多天皇が幼少の醍醐天皇へ譲位するに際して与えた心得のひとつ、「外蕃ノ人必ズ召見ス可キ者ハ、簾中ニ在テ之ヲ見ル、直対ス可カラ ...
ばうさだまりたまふにも 坊定まりたまふにも ぼうさだまりたまうにも 坊定まりたまうにも 01-108
皇太子が冊立される際にも。皇太子が決まらないという政治的不安定にようやく終止符がうたれる。
明くる年の春