ひやうぶきやうのみこ 兵部卿の親王 ひょうぶきょうのみこ 01-131
源氏物語の光源氏と並ぶ主人公である紫の上の父宮。すなわち紫の上は藤壺の姪にあたる。
さぶらふ人びと 御後
せんだい 先帝 先代 01-128
一院と先帝とどちらが前であるか議論が分かれているが、先帝の時から三代の宮仕えとあるので、先帝 一院 桐壺帝の順であろう。
みやすんどころ 御息所 01-127
桐壺更衣は光の君を出産してから御息所の呼称となった。
年月に添へて 御息所の御ことを 思し忘るる折なし
げんじ 源氏 01-126
皇族が臣下にくだった身分のこと。源の姓をうけることから源氏という。
際ことに賢くて ただ人にはいとあたら
すくえう 宿曜 01-126
インド流の占いとのこと。
際ことに賢くて ただ人にはいとあたらしけれど 親王となりたまひなば 世の疑ひ負