なでん 南殿 01-143
紫宸殿のこと。天皇 東宮の元服は紫宸殿で、皇子の元服は清涼殿で行われた。光源氏の元服も清涼殿で行われたことは下に見える。
げんぶく 元服 01-141
加冠、初冠、初元結の異称がある様に、初めて髻(もとどり)を結い、冠をつける。袍も脇の下を縫った縫腋の袍(ほうえきのほう)に変 ...
わらはすがた 童姿 01-141
元服前の髪型(角髪みずら)や童子用の脇のあいた闕腋の袍(けつえきのほう)を着る。
この君の御童姿 いと変
げんじのきみ 源氏の君 01-136
源氏性を受けて臣下となったことが知られる。
源氏の君は御あたり去りたまはぬを ましてしげく渡らせたまふ御
ふぢつぼ ふじつぼ 藤壺 01-132
藤壺は清涼殿の北にある飛景舎(ひげいしゃ)のことで、藤が植えられていることから藤壺の異称を持ち、宮もその名で呼ばれた。