宮の御腹は蔵人少将 桐壺10章32
原文 読み 意味
宮の御腹は 蔵人少将にて いと若うをかしきを 右大臣の御仲はいと好からねど え見過ぐしたまはで かしづきたま ...
母御息所も影だにお 桐壺09章11
原文 読み 意味
母御息所も影だにおぼえたまはぬを いとよう似たまへりと典侍の聞こえけるを 若き御心地にいとあはれと思ひきこえ ...
明くる年の春坊定ま 桐壺08章03
原文 読み 意味
明くる年の春 坊定まりたまふにも いと引き越さまほしう思せど 御後見すべき人もなく また世のうけひくまじきこ ...
暮れまどふ心の闇も 桐壺06章03
原文 読み 意味
暮れまどふ心の闇も堪へがたき 片端をだにはるくばかりに 聞こえまほしうはべるを 私にも心のどかにまかでたまへ ...
見たてまつりてくは 桐壺06章02
原文 読み 意味
見たてまつりて くはしう御ありさまも奏しはべらまほしきを 待ちおはしますらむに 夜更けはべりぬべし とて急ぐ ...