飽かず口惜しと言ふ 若紫06章18
原文 読み 意味
飽かず口惜しと 言ふかひなき法師 童べも 涙を落としあへり まして 内には 年老いたる尼君たちなど まださら ...
僧都琴をみづから持 若紫06章17
原文 読み 意味
僧都 琴をみづから持て参りて これ ただ御手一つあそばして 同じうは 山の鳥もおどろかしはべらむ
と ...
例の篳篥吹く随身笙 若紫06章16
原文 読み 意味
例の 篳篥吹く随身 笙の笛持たせたる好き者などあり
050102/難易度:☆☆☆
れ ...
頭中将懐なりける笛 若紫06章15
原文 読み 意味
頭中将 懐なりける笛取り出でて 吹きすましたり 弁の君 扇はかなううち鳴らして 豊浦の寺の 西なるや と歌ふ ...
岩隠れの苔の上に並 若紫06章14
原文 読み 意味
岩隠れの苔の上に並みゐて 土器参る 落ち来る水のさまなど ゆゑある滝のもとなり
050100/難 ...