まつはれ まつはる 纏はる まつわれ まつわる 纏わる 02-117
からみつかれ。「れ」は受け身。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこそ ものしきことなれ 返しせねば情けなし えせざらむ人ははしたなからむ
歌詠みを任ずる女性が、ついつい歌にとりつかれ、興味を引く古歌を初句から折りこみながら、とんでもない折々に詠みかけてくることこそ疎ましいものだ。返しをせねば気持ちを疑われるし、できない人はみっともなかろう。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
からみつかれ。「れ」は受け身。
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこそ ものしきことなれ 返しせねば情けなし えせざらむ人ははしたなからむ
歌詠みを任ずる女性が、ついつい歌にとりつかれ、興味を引く古歌を初句から折りこみながら、とんでもない折々に詠みかけてくることこそ疎ましいものだ。返しをせねば気持ちを疑われるし、できない人はみっともなかろう。