いづれとつひにおもひさだめず 02-154

2021-01-14D:古典一般に見られる語彙

妻としてどういう女を選ぶべきかはついに決まらないの意味。左馬頭が指を喰う女を「ひとへにうち頼みたらむ方は、さばかりにてありぬべくなむ思ひたまへ出でらるる/02-114」としたのに対する頭中将の意見。「女の、これはしもと難つくまじきは、難くもあるかな/02-017」が頭中将のそもそもの持論である。


この心もとなきも 疑ひ添ふべければ いづれとつひに思ひ定めずなりぬるこそ

(頭中将)「このつかみどころのない女にしても男がいる疑いがつきまとうのだから、どんな女が妻によいかはついに決定できず仕舞だな」

2021-01-14D:古典一般に見られる語彙

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