ありなむや 02-153

2021-01-14

きっとそうなっただろうよ。「や」は詠嘆。


されば かのさがな者も 思ひ出であるに忘れがたけれど さしあたりて見むにはわづらはしく よくせずは 飽きたきこともありなむや 琴の音すすめけむかどかどしさも 好きたる罪重かるべし

(左馬頭)「そうであれば、あの口やかましい女もに思いが残っている点で忘れがたいけれども、正妻として顔をつきあわして暮らすとなると気詰まりで、悪くすると嫌気がさすこにもなったでしょう。琴が達者だった女の気も、男好きの罪は重いと断ねばなるまい。」

ヴァリエーション:
ありなむや

Posted by 管理者