こころとまり 02-118

2021-01-14

惚れる。指を喰う女は「容貌などいとまほにもはべらざりしかば、若きほどの好きには、この人をとまり(生涯連れ添うつもりの相)にとも思ひとどめはべらず/02-095」とあり、対比的である。


見る目もこともなくはべりしかば このさがな者うちとけたるにて 時々隠ろへ見はべりしほどは こよなくとまりはべりき

見た目も難はございませんでしたから、のやかまし屋は気安い通いどころにとっておき、この女と時々人目を忍んで逢いびきしていましたうちはこれ以上ないほど惚れこんでおりました。

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