ゆゑあり 02-1172019-04-182021-01-14最高の教養。さて また同じころ まかり通ひし所は 人も立ちまさり 心ばせまことにゆゑありと見えぬべく うち詠み 走り書き 掻い弾く爪音 手つき口つき みなたどたどしからず見聞きわたりはべりき「さてまた、同じ頃わたくしめの通っておりましたところは人品も格段にまさり、趣味の面でもまことに教養深いと誰もが思うように、歌もやすやすと詠み、字もさらさらと書き、ちょっと鳴らしてみる琴の爪音演奏の手ぶり歌いぶり、みなこともなくこなして見せるのを幾度となく目にも耳にもして来たものです。02帚木08 木枯しの女02帚木 原文 読みかな 対訳 117/134@源氏物語 イ:や行の「い」/エ:や行の「え」 《さて また ... https://genjisite.jp/02hahakigi07-2/ヴァリエーション: ゆゑあり Posted by 管理者