このこころもとなきも この心もとなきも 02-112
常夏のこと。
この心もとなきも 疑ひ添ふべければ いづれとつひに思ひ定めずなりぬるこそ
(頭中将)「このつかみどころのない女にしても男がいる疑いがつきまとうのだから、どんな女が妻によいかはついに決定できず仕舞だな」
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
常夏のこと。
この心もとなきも 疑ひ添ふべければ いづれとつひに思ひ定めずなりぬるこそ
(頭中将)「このつかみどころのない女にしても男がいる疑いがつきまとうのだから、どんな女が妻によいかはついに決定できず仕舞だな」