しざま 02-111
服の仕立て。織女の手を呼び起こす語。
着るべき物 常よりも心とどめたる色あひ しざまいとあらまほしくて さすがにわが見捨ててむ後をさへなむ 思ひやり後見たりし
身につける衣服もいつもより心のこもるもので色合いも仕立てもまったく申し分なく、さすがに私がいつ見捨てるかしれぬようになった後でさえこちらのことを思いやり世話をしてくれたのでした。
文を読解の単位とする既存の注釈を見直し、句読法に依らない古文本来の読みを目指す。自ら考え納得したい人へ贈る源氏物語独習サイト
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
服の仕立て。織女の手を呼び起こす語。
着るべき物 常よりも心とどめたる色あひ しざまいとあらまほしくて さすがにわが見捨ててむ後をさへなむ 思ひやり後見たりし
身につける衣服もいつもより心のこもるもので色合いも仕立てもまったく申し分なく、さすがに私がいつ見捨てるかしれぬようになった後でさえこちらのことを思いやり世話をしてくれたのでした。
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
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