ひきあぐべきもののかたびらなどうちあげて 02-1072019-04-052021-01-14几帳や帳などを片付け来客を迎えられるように準備してある様子。なま人悪ろく爪喰はるれど さりとも今宵日ごろの恨みは解けなむ と思うたまへしに 火ほのかに壁に背け 萎えたる衣どもの厚肥えたる 大いなる籠にうち掛けて 引き上ぐべきものの帷子などうち上げてなんだかばつが悪く照れくさくはあるものの、それでもこうして雪をおかして訪ねるからには今夜こそは日ごろの恨みも消え失せようと思われて中に入りますと、灯りはほの暗いように壁に向け、着なじんで柔らかな厚手の綿入れを大きな伏籠にうちかけ香りをうつし、上げておくべき帷子などは片付けて、02帚木07 指を喰う女02帚木 原文 読みかな 対訳 094/116@源氏物語 イ:や行の「い」/エ:や行の「え」 《はやう ま ... https://genjisite.jp/02hahakigi07/ Posted by 管理者