て 02-089

2021-01-14

筆。


手をきたるにも 深きことはなくて ここかしこの点長に走りき そこはかとなく気色ばめるは うち見るにかどかどしく気色だちたれど なほまことの筋をこまやかに書き得たるは うはべの筆消えて見ゆれど 今ひとたびとり並べて見れば なほ実になむよりける

(左馬頭)字をいた場合でも、深い意図などなくて、あちこちの点をき流しどことなく気分を出しているは、ぱっと見には気走り雰囲気があるようだけれど、やはりまことの筆法通りに細の注意を払ってきえたは、見た目のうまさこそ目につかないが、今一度とり並べて見るとやはり誠実なは惹かれるのです。

きたるにも

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