にごりしめる 濁りしめる 02-073
世俗にまみえて生活する。「しめる」は「染む」(マ行四段)の已然形+完了「り」連体形
濁りにしめるほどよりも なま浮かびにては かへりて悪しき道にも漂ひぬべくぞおぼゆる
(左馬頭)俗世の濁りに染まっている時分よりもなま悟りでは、かえって悪趣に身を落とすはめになろうと思われます。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
世俗にまみえて生活する。「しめる」は「染む」(マ行四段)の已然形+完了「り」連体形
濁りにしめるほどよりも なま浮かびにては かへりて悪しき道にも漂ひぬべくぞおぼゆる
(左馬頭)俗世の濁りに染まっている時分よりもなま悟りでは、かえって悪趣に身を落とすはめになろうと思われます。