ものまめやか ものまめやかなり 02-063
「常はすこしそばそばしく心づきなき人の、をりふしにつけて出でばえするやうもありかし/02-061」とある左馬頭の意見を取り入れたもの。
いと口惜しくねぢけがましきおぼえだになくは ただひとへにものまめやかに静かなる心のおもむきならむよるべをぞ つひの頼み所には思ひおくべかりける
(頭中将)ひどく後悔するほど性根のねじけた感じさえなければ、ただもう主婦業に誠実でおだやかな性格の女を、生涯の伴侶には決め置くのがよろしいでしょう。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
「常はすこしそばそばしく心づきなき人の、をりふしにつけて出でばえするやうもありかし/02-061」とある左馬頭の意見を取り入れたもの。
いと口惜しくねぢけがましきおぼえだになくは ただひとへにものまめやかに静かなる心のおもむきならむよるべをぞ つひの頼み所には思ひおくべかりける
(頭中将)ひどく後悔するほど性根のねじけた感じさえなければ、ただもう主婦業に誠実でおだやかな性格の女を、生涯の伴侶には決め置くのがよろしいでしょう。