はじめのなん はじめの難 初めの難 02-056
間接的な接触の間はおとっとりした風に感じられたが、いざ会ってみるとひどく情熱的であだっぽい難点。おっとりは男性を引き寄せるための手口であった。
なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし
(左馬頭)なよやかで女らしいと思えば、つい情に引き籠められるので、距離をおけば婀娜めく。これを第一の難と言うべきです。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
間接的な接触の間はおとっとりした風に感じられたが、いざ会ってみるとひどく情熱的であだっぽい難点。おっとりは男性を引き寄せるための手口であった。
なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし
(左馬頭)なよやかで女らしいと思えば、つい情に引き籠められるので、距離をおけば婀娜めく。これを第一の難と言うべきです。