うちたのむ うち頼む 02-048
すっかり頼む。「うち」はすっかり。少しではない。
おほかたの世につけて見るには咎なきも わがものとうち頼むべきを選らむに 多かる中にもえなむ思ひ定むまじかりける
(頭中将)普通のつきあいをする分には難がなくても、妻として信のおける人を選ぶとなると、多くの女性から選ぶにしてもこの人と思い定めることはなかなかできないものです。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
すっかり頼む。「うち」はすっかり。少しではない。
おほかたの世につけて見るには咎なきも わがものとうち頼むべきを選らむに 多かる中にもえなむ思ひ定むまじかりける
(頭中将)普通のつきあいをする分には難がなくても、妻として信のおける人を選ぶとなると、多くの女性から選ぶにしてもこの人と思い定めることはなかなかできないものです。