あげおとり あげ劣り あげおとる あげ劣る 01-152
髻を結い上げる前より、すなわち元服前より見劣りする心配。
いとかうきびはなるほどはあげ劣りや と疑はしく思されつるを あさましううつくしげさ添ひたまへり
全くこんないたいけな時に髪上げしては見劣りしてしまうと帝は案じて来られたが、今拝舞なさる宮の姿には目を見張るばかりの美しさが備わっていた。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
髻を結い上げる前より、すなわち元服前より見劣りする心配。
いとかうきびはなるほどはあげ劣りや と疑はしく思されつるを あさましううつくしげさ添ひたまへり
全くこんないたいけな時に髪上げしては見劣りしてしまうと帝は案じて来られたが、今拝舞なさる宮の姿には目を見張るばかりの美しさが備わっていた。