げに 実に 01-133
典侍(ないしのすけ)から「后の宮の姫宮こそ、いとようおぼえて生ひ出でさせたまへりけれ。ありがたき御容貌人になむ/01-128」との奏上に、御心が留まり「まことにや/01-128」と帝は自問を発せられたが、その答えがこの「げに」である。
げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる
なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
典侍(ないしのすけ)から「后の宮の姫宮こそ、いとようおぼえて生ひ出でさせたまへりけれ。ありがたき御容貌人になむ/01-128」との奏上に、御心が留まり「まことにや/01-128」と帝は自問を発せられたが、その答えがこの「げに」である。
げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる
なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。