けり ける けれ 01-065
「けり」の使用から、これは地の文と考えるのが妥当。その時、若宮はすでにお休みになっておられ、その状態が継続していたことを語り手が説明する。今風にいえばナレーション。
宮は大殿籠もりにけり
若宮はすでにお休みになっておいででした。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
「けり」の使用から、これは地の文と考えるのが妥当。その時、若宮はすでにお休みになっておられ、その状態が継続していたことを語り手が説明する。今風にいえばナレーション。
宮は大殿籠もりにけり
若宮はすでにお休みになっておいででした。