おんはかまぎ 御袴着 01-021
三歳から七歳の間に行われるもので、初めて袴をつける儀式。これ以降、少年としての扱いを受ける。すなわち、これまでは父帝の夫人の部屋に自由に入ることができたが、それができなくなる。
この御子三つになりたまふ年 御袴着のこと 一の宮のたてまつりしに劣らず 内蔵寮納殿の物を尽くしていみじうせさせたまふ
この御子が三才におなりの年、御袴着の儀式は、第一皇子がなさったものに劣らず内蔵寮(くらづかさ)や納殿(おさめどの)の財貨を尽くして、盛大に催されました。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
三歳から七歳の間に行われるもので、初めて袴をつける儀式。これ以降、少年としての扱いを受ける。すなわち、これまでは父帝の夫人の部屋に自由に入ることができたが、それができなくなる。
この御子三つになりたまふ年 御袴着のこと 一の宮のたてまつりしに劣らず 内蔵寮納殿の物を尽くしていみじうせさせたまふ
この御子が三才におなりの年、御袴着の儀式は、第一皇子がなさったものに劣らず内蔵寮(くらづかさ)や納殿(おさめどの)の財貨を尽くして、盛大に催されました。