よになく 世になく 世に無く よになし 世になし 世に無し 01-007
この世ならぬ。単なる比喩的表現ではなく、実際に比較を絶する様子。それは帝にとって危惧されるものであった。
先の世にも御契りや深かりけむ 世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ
先の世でも帝とのご縁が深かったのであろうか、この世にない気品のそなわった玉のような御子までお生まれになった。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
この世ならぬ。単なる比喩的表現ではなく、実際に比較を絶する様子。それは帝にとって危惧されるものであった。
先の世にも御契りや深かりけむ 世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ
先の世でも帝とのご縁が深かったのであろうか、この世にない気品のそなわった玉のような御子までお生まれになった。