みそめしこころざしいとほしくおもはば 見そめし心ざしいとほしく思はば みそめしこころざしいとおしくおもわば 見そめし心ざしいとおしく思わば 02-075
「見そめし」は関係を結んだ当初。「心ざし」は愛情。「いとほし」は心を痛める感情。自分に対してつらい。相手に対してかわいい、か ...
おもひはなれぬ 思ひ離れぬ おもいはなれぬ 思い離れぬ おもひはなれず 思ひ離れず おもいはなれず 思い離れず 02-070
仲が絶えずにいる。
いであな悲し かくはた思しなりにけるよなどやうに あひ知れる人来とぶらひ ひたすらに
おもひたつ 思ひ立つ おもいたつ 思い立つ 02-069
出家を思い立つ。
思ひ立つほどはいと心澄めるやうにて 世に返り見すべくも思へらず
(左馬頭)
ながきよのものおもひ 長き世のもの思ひ ながきよのものおもい 長き世のもの思い 02-067
生涯に渡る痛恨事。具体的には仏門に入って還俗できなくなること。
心ざし深からむ男をおきて 見る目の前につ
おもひとまるひと 思ひとまる人 おもいとまるひと 思いとまる人 02-053
「棄てるのを思いとどまる」の意味で解釈されているようだが、思ひ(愛情)が他の女性に移らない、とどまっている。先に出た「心とま ...