ともしびをかかげつくしておきおはします 灯火をかかげ尽くして起きおはします 灯火をかかげ尽くして起きおわします 01-099
長恨歌の詩句「孤灯挑尽未成眠(孤灯かかげ尽くして未だ眠りを成さず)」を受ける。
思し召しやりつつ 灯火を
つゆおきそふる つゆおきそうる つゆおきそえる 露置き添ふる 露置き添うる 露置き添える 01-077
あなた(命婦)があかず流した涙が露となり、野分に濡れたこの草深い家に、露を残してお帰りなのですねという応答になっている。
おもほしおき 思ほしおき 01-012
具体的には正妻のように扱うこと。
この御子生まれたまひて後は いと心ことに思ほしおきてたれば 坊にもよう