なほしばかりをしどけなくきなしたまひて 直衣ばかりをしどけなく着なしたまひて しどけなし 02-046
直衣と袴はセットだが、ここでは直衣だけ身につけ、袴を穿いていない、かなりエロチックななりであることを語り手はにおわせる。
もてなし もてなす 持てなし 持てなす 02-038
多義語であるが、「けはひ」と対をなしている点で、態度ととる。
元の品 時世のおぼえうち合ひ やむごとなき
おもひなし おもいなし 思ひなし 思いなし 01-134
「思ひなす」の名詞形。人の判断、先入観。
これは 人の御際まさりて 思ひなしめでたく 人もえおとしめきこ
さまあしきおほむもてなし さまあしきおんもてなし 様悪しき御もてなし さま悪しき御もてなし 01-043
「ある時には大殿籠もり過ぐして、やがてさぶらはせたまひなど(時には共寝したまま起きそびれ、そのまま側仕えをおさせになるなど) ...
もてなし 持てなし もてなす 持てなす 01-006
費用を負担する。
父の大納言は亡くなりて 母北の方なむいにしへの人のよしあるにて 親うち具しさしあたりて