もてなし もてなす 02-118

ふるまう。取り計らう。
すべて 心に知れらむことをも 知らず顔にもてなし 言はまほしからむことをも 一つ
もてつく もて付く 02-108

無理に繕う。
さばかりになれば うち頼めるけしきも見えき 頼むにつけては 恨めしと思ふこともあらむと 心
もていでたる もて出でたる 02-107

「さし過ぐいたり/106」に同じ。
この二つのことを思うたまへあはするに 若き時の心にだに なほさやうに
もてつけ もてつく もて付け もて付く 02-095

努力する。
この女のあるやう もとより 思ひいたらざりけることにも いかでこの人のためにはと なき手を出
もてなし もてなす 持てなし 持てなす 02-038

多義語であるが、「けはひ」と対をなしている点で、態度ととる。
元の品 時世のおぼえうち合ひ やむごとなき