わがちからいりをしなほしひきつくろふ わが力入りをし直しひきつくろふ なほす なおす 直す 02-052
無理に矯正する。
とあればかかりあふさきるさにて なのめにさてもありぬべき人の少なきを 好き好きしき心の
ひきたがへ 引き違へ ひきたがえ 引き違え 02-004
「御本性」に引き違えること、反すること。
忍ぶの乱れやと 疑ひきこゆることもありしかど さしもあだめき目
ひきいれ 引入 01-145
髻を冠の中に引き入れる役割。冠を被せる役割で、生涯に渡り後見を行うものが務める。光源氏の場合は、左大臣が行った。
ひきこさまほしう ひき越さまほしう ひきこさまほしく ひきこさまほし 引き越さまほしう ひき越さまほし 引き越さまほし 01-108
一の宮でなく次男の光の君を皇太子に立てるの意味。
明くる年の春 坊定まりたまふにも いと引き越さまほしう
ひとのみかどのためしまでひきいで 人の朝廷の例まで引き出で 01-105
「人の朝廷の例」は「楊貴妃の例/01-005」のこと(具体的には安禄山の乱(安禄山は反乱を起こし、大燕皇帝として即位)のこと ...