こや こ 02-097
これこそは。 代名詞「こ」+詠嘆の間投助詞「や」
さすがにうち泣きて 憂きふしを心ひとつに数へきて こや
うきふしをこころひとつにかぞへきて 憂きふしを心ひとつに数へきて うきふしをこころひとつにかぞえきて 憂きふしを心ひとつに数えきて 02-097
節目節目で辛い時期があったけれど、それを口には出さず、心ひとつに納めてきましたが、
さすがにうち泣きて
これひとつやはきみがうきふし これひとつやは君がうきふし 02-097
諸注は「これひとつ」は「指食い」と同時に嫉妬心を指すと考え、嫉妬心だけでなく女は欠点が一つですまないと考えているが、そうでは ...
あひみし あひ見し あひ見き あひみき あいみし あい見し あいみき あいみき 02-097
男女が情を交わし合うことだが、結婚生活と考えてよい。ただし、通い婚だから、一緒に暮らしてはいない。
手を
よをそむき 世を背き よをそむく 世を背く 02-096
出家する。
腹立たしくなりて 憎げなることどもを言ひはげましはべるに 女もえをさめぬ筋にて 指ひとつを引