さいし 妻子 02-114
漢文で妻を指す。
今にその恩は忘れはべらねど なつかしき妻子とうち頼まむには 無才の人 なま悪ろならむ振
こしをれぶみ 腰折文 こしおれぶみ 02-114
下手な漢詩文。
いとあはれに思ひ後見 寝覚の語らひにも 身の才つき 朝廷に仕うまつるべき道々しきことを教
むべむべしく 宜々しく むべむべし 宜々し 02-114
なるほどそうだと得心できるような表現。主に私事であろうが、文章を書くときの手本となるような表現。
いとあ
せうそこぶみ 消息文 しょうそこぶみ 02-114
会って語らう時も、離れて手紙の中でも。
いとあはれに思ひ後見 寝覚の語らひにも 身の才つき 朝廷に仕うま
かんなといふものかきまぜず 仮名といふもの書きまぜず かんなというものかきまぜず 仮名というもの書きまぜず 02-114
片仮名 平仮名を使わない、即ち漢文で書く。
いとあはれに思ひ後見 寝覚の語らひにも 身の才つき 朝廷に仕