ひとのちぎり 人の契り 01-073
人の世を支配する前世からの縁
我が御心ながら あながちに人目おどろくばかり思されしも 長かるまじきなりけ
まくらごと 枕言 01-083
口癖となってする話、繰り言。
このごろ明け暮れ御覧ずる長恨歌の御絵 亭子院の描かせたまひて 伊勢貫之に詠
あかし 明かし あかす 明かす 02-118
夜を明かす。
いづ方により果つともなく 果て果てはあやしきことどもになりて 明かしたまひつ
いづかたによりはつともなく いづ方により果つともなく いずかたによりはつともなく いず方により果つともなく 02-118
理想の女性の結論がどこにも、誰の議論にも落ち着くことなく。
いづ方により果つともなく 果て果てはあやしき
ものしたまひ ものしたまふ 02-118
いらっしゃる。
これに足らずまたさし過ぎたることなくものしたまひけるかな とありがたきにも いとど胸ふた